仮想通貨投資はハイリスク・ハイリターン
はじめに書いておきますが、仮想通貨には様々なリスクが潜んでいます。
軽い気持ちではじめて、大損という事があり得ますので・・・、
やるかどうかは慎重にご判断ください。
仮想通貨:仕組み・安全性・取引所・リスク・儲ける
仮想通貨の種類とチャート
現在、ビットコイン以外にも、様々な仮想通貨が上場しており、 把握しきれないほど、多くの仮想通貨が存在します。
仮想通貨の一覧平成30年2月時点、国内登録取引所取扱銘柄 | ||||||
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通貨銘柄 | 略称 | 発行体・発行元 | 発行上限枚数 | 用途・特徴・他 | 裏付け資産 | チャート・相場情報 |
ビットコイン(BitCoin) | BTC/JPY | マイナーによる自動生成 | 21,000,000 | プロトコルアップデートSegregated Witness (SegWit) | - | https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY |
ビットコインキャッシュ | BCH | マイナーによる自動生成 | 21,000,000 | - | - | https://cc.minkabu.jp/pair/BCH_JPY |
ビットクリスタルズ | BCY/JPY | - | - | SoGゲーム内通貨 | - | - |
イーサリアム(Ethereum) | ETH/JPY | マイナーによる自動生成 | 未定 | Proof of Stake アップデート(フロンティアfrontier、ホームステッドhomestead、メトロポリスmetropolis、セレニティserenity) | - | https://cc.minkabu.jp/pair/ETH_JPY |
イーサリアムクラシック | ETC/JPY | マイナーによる自動生成 | 未定 | - | - | https://cc.minkabu.jp/pair/ETC_JPY |
カイカコイン | CICC/JPY | - | 300,000,000 | - | - | - |
コムサ | CMS/JPY | - | - | - | - | - |
フィスココイン | FSCC/JPY | - | - | - | - | - |
ライトコイン | LTC/JPY | - | - | - | - | - |
モナコイン | MONA/JPY | - | - | - | - | https://cc.minkabu.jp/pair/MONA_JPY |
ネクスコイン | NCXC/JPY | - | - | - | - | - |
ぺぺキャッシュ | PEPECASH/JPY | - | - | - | - | - |
キャッシュ | QASH/JPY(トークン) | - | - | - | - | https://cc.minkabu.jp/pair/QASH_JPY |
ストレージコインエックス | SJCX/JPY | - | - | - | - | - |
カウンターパーティー(Counter Party) | XCP/JPY(トークン) | - | - | - | - | - |
ネム(NEM) | XEM/JPY(ゼム) | マイナーによる自動生成? | 8,999,999,999 | ハーベスティング(収穫) | - | https://cc.minkabu.jp/pair/XEM_JPY |
リップル(Ripple) | XRP/JPY | マイナーによる自動生成?Ripple Labs.Inc | - | - | 貴金属? | https://cc.minkabu.jp/pair/XRP_JPY |
ザイフ | ZAIF/JPY(トークン) | - | 8,999,999,999? | - | - | - |
ゼン | Zen/JPY | - | - | - | - | - |
※マイナー(無名)な仮想通貨は、国内の取引所・販売所では取り扱っていませんので・・・、
主要な仮想通貨の存在のみ把握しておけばいいと思います(上記以外の仮想通貨)
仮想通貨において、マイナーは通常、採掘者を意味します(マイニング、計算による採掘を行う人)
海外の取引所を使えば可能ですが・・・、
ただでさえ高いリスクが、さらに高くなってしまいます(仮想通貨のリスク)
※取引所によって、仮想通貨の取引価格には価格乖離があります。
仮想通貨には、株式市場の東証やFXにおけるインターバンクレートがなく、取引所による価格差が生じやすい。
実際問題、この価格差を利用できれば・・・、ノーリスクで儲けることが可能です(取引所破綻等を除く)
仮想通貨の取引所・販売所と手数料・税金
仮想通貨の売買を行うためには、取引所・販売所に口座を開設しなければなりません。
取扱銘柄や手数料体系、評判、信用性等を考慮の上、取引業者を選んでください。
口座開設が遅すぎる、鯖落ちする、約定表記エラー、出金まだ?
仮想通貨は、まだまだ新しい市場、こういった不条理なことがままあります。
取引業者の選び方
個人的におすすめするのは・・・、取扱銘柄が多い国内の取引所です。
1.取扱銘柄が少ないと分散投資できないのでNG(複数口座持つのはメンドクサイ)
普通にビットコイン(BTC)しか扱ってない業者も多いです。
2.国外の取引所は、破綻、計画倒産、資金の持ち逃げ等があった時、
国内業者以上に回収が難しい韓国取引所ユービット破綻、マウントゴックス賠償まだ、コインチェック出金不可能
取引所・販売所まとめ(銘柄数、手数料、資本金等の比較)
取引銘柄の選び方
株式と違って、仮想通貨はほとんど銘柄選択の余地がありません。
国内上場企業約3,600に対し、国内登録取引所の扱う仮想通貨は20足らず(平成30年2月現在)
国外取扱所の仮想通貨を入れれば、優に1,000は超えます。
また、判断材料に乏しいという問題があります。
株式投資と違い、仮想通貨の発行体の財務諸表等がないため、ファンダメンタルの材料がない(取引所の資本金は発行体でなければ無意味)
FXの判断材料、GDP、インフレ率や経常収支、金融政策(利上げ・利下げ・
現状では、テクニカル分析、発行枚数、発行上限枚数、FX判断材料の流用、
決済実績、裏付けの有無、発行体の信用性等に頼るしかなさそうだ。
公定歩合・政策金利)、雇用統計は材料になるか否か?金を裏付けとした金本位制の仮想通貨、国家が発行体の仮想通貨等も存在します。
仮想通貨で稼ぐ(仮想通貨売買、マイニング、HYPE投資ICO、信用取引レバレッジ等について)
仮想通貨のメリット・デメリット
1.ボラティリティ(価格変動)が大きく、一気に稼げる可能性がある(逆もまたしかり)
2.ジンバブエドルのようなハイパーインフレが起きた時、仮想通貨の価値が高くなる可能性がある。
3.紛争地帯や自国通貨の信用性が低い国では、有用な決済手段になり得る。
4.普及が進めば、海外旅行などの際に両替する必要がない。
5.小数点以下でも扱えるため便利(例:0.1ビットコインでの支払いなど)
6.海外送金の際のコストが低い、円だと為替手数料や送金手数料が重い。
7.銀行がない地域にとっては、決済手段の穴埋めになり得る。
8.分散型ネットワークのため、24時間365日、決済や送金が可能。
9.世界共通通貨通貨統一のデメリットがあるため、法定通貨には成り変われない。
10.ブロックチェーンの技術により、従来の地銀ネットが変わる(人件費削減だが雇用喪失)
11.ブロックチェーンの技術があれば、公証役場を用いなくても内容を証明することが可能。
12.企業にとって有用な資金調達手段になり得る(法整備がなく、詐欺が多い)
13.登記簿謄本や住民票、契約書など、お金以外のあらゆる情報管理にも使える可能性がある。
14.仮想通貨バブル、暴落の可能性がないとは言えない。
15.ハッキング等の不正アクセスによるデータの改ざんの危険性がある。
16.仮想通貨の禁止・規制、世界情勢リスクを抱えているEU諸国やフェイスブックがビットコイン規制
17.税計算が通常の投資に比べて不利、収支の発生状況によっては地獄もあり得る。
18.将来的に、ブロックサイズ問題が起きる可能性がある。
19.海外取引所の匿名通貨によるマネーロンダリング(資金洗浄)が行われる可能性がある。
20.海外取引所の匿名通貨を利用した資産隠し、課税逃れが行われる可能性がある。
※メリット・デメリット、リスク・リターン、ほんと投資・投機は自己責任!
取引所・販売所の信用性、安全性、評判
金融庁が、仮想通貨関係として交換業者の登録をしています。
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html(金融会社 >> 仮想通貨交換業者)
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf
金融庁が認めている=安心、安全みたいに思われるかもしれませんが・・・
私的に言うと、これは微妙です(勿論、あった方がいい)
改正資金決済法(平成29年4月)以前から仮想通貨と法定通貨の交換事業を行っていた場合、
登録を申請するだけで・・・、みなし仮想通貨交換業者として事業を継続できる(審査中でもOK!)
販売所や取引所の登録(免許・許可・認可)と信用性
例えば、クレジットカード現金化を行っている業者が挙げられます。
古物商の許可を受け、公安委員会公認といった、うたい文句で客を引っ張る。
金融庁に仮想通貨交換業として認められているというのは、あくまでも取引所・販売所。
また、取扱通貨が政府公認!ホワイトリスト!のようなキャッチコピーは甚だ疑問。
仮想通貨の信用性はまた、別の話です(仮想通貨の仕組み・仮想通貨の安全性)
※金融庁・財務局が、これらの仮想通貨の価値を保証したり、推奨するものではありません。
仮想通貨は、必ずしも裏付けとなる資産を持つものではありません(金融庁より)
※仮想通貨交換業者が取り扱う仮想通貨は、当該仮想通貨交換業者の説明に基づき、
資金決済法上の定義に該当することを確認したものにすぎません。(金融庁より)
※一般的(一般人)の評価、評判において仮想通貨の信用性は低い。
株式投資やFXですら、ギャンブル、危険なものという認識が高いのですから、
どう頑張っても、仮想通貨は安全!信用できる!という結論にはなりません。
暗号通貨技能検定・・・?
JCCA 日本クリプトコイン協会が行っている民間資格のようです・・・
仮想通貨推進のための資格でしょうか・・・?
初級受験料は30,000円(税別)、2年目以降は更新料10,000円(税別)
上級受験料は70,000円(税別)
※受講料くっそ高い・・・、初級編は予習に、講義3.5時間、試験25分(短っ!)ってマジか・・・
上級ですら、講義が僅か6時間・・・
簡単に取れる資格には価値ないんよ取得まで350時間、合格率30%とかのレベルにはしないと
※労務管理士みたいな資格商法じゃないけど公正取引委員会が、労務管理士特別認定講座で排除命令 H19.6.15
仮想通貨のただでさえ低い信用と評判が、さらに悪くなる・・・
※暗号通貨大学校開校とか・・・、特進クラス・・・、これもうわかんないな・・・
仮想通貨交換業の登録の申請
電子政府の総合窓口(www.e-gov.go.jp)によると、
登録には以下の書類を提出する必要があるそうです(郵送可)
登録申請書
称号や住所、取締役・監査役、営業所と連絡先、営業日、営業時間、登録免許税領収書貼付、
交換業名称、取扱仮想通貨、交換レート決定方法、仮想通貨交換業の概要図、取り扱う仮想通貨の仕組み、
金銭管理方法、仮想通貨管理方法、他に行っている事業、加入する認定資金決済事業者協会、業務委託状況
誓約書(以下の2種類)
私は、資金決済に関する法律第63条の5第1項第10号イ及びロに該当しないことを誓約します。
当社は、資金決済に関する法律第63条の5第1項各号に該当しないことを誓約します。
他書類(小文字の書類は、私の推測です)
役員の履歴書、住民票、身分証明書(禁治産、成年後見の有無、破産の有無)
沿革、株主名簿、定款、登記事項証明書、損益計算書、貸借対照表、収益見込み、営業所の写真etc
※私自身、仮想通貨ではありませんが・・・、
免許・許可関係で上記のような書類を作った事があります。
流石に、書類審査だけではないのだと思いますが・・・、これあるから信用してと言われても・・・
実際問題、マウントゴックス(日本)の事例もありますからね・・・
実際問題、仮想通貨では流出事故や詐欺事例があります(仮想通貨事故ニュース)
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